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2014年06月07日

《義足のロンド》 33年ぶりに聴く Shampoo の新譜

今から30年以上前、私が 18歳くらいの頃、日本の女性2人組のデュオで「 Shampoo 」というバンドがあったのですね。

P-Model というバンドの平沢進のプロデュースでレコードデビューして、その後にリリースされた『 Rebel Street 』という日本のオムニバス・アルバムに収録された「ロンド(輪舞曲)」という曲が私は大好きで、今にいたるまで、たまに聴く大好き曲のひとつだったんです。曲は記事の最後にのせておきます。

バンドそのものはとっくになくなっていると思っていたのですね。

先日、ふとしたキッカケで、 Shampoo という音楽ユニットは残っていることを知ったのです。

それは元のメンバーふたりのうちのひとりの折茂昌美(オリモマサミ)さんという方がやってらっしゃるのですが、その彼女が、「現在、義足である」ということも知ったのでした。

All About の記事、

楽器化した義足Leg TwoとShampoo

という記事によると、原因はわからないですが、オリモさんは、 2007年に右大腿部切断ということになってしまったらしく、生きるか死ぬかという時代を送った後に、少しずつ彼女は自分を取り戻していき、上のリンクのページにありますが、

> 自身の義足を楽器化したLeg Twoを装着して演奏

というところにまで行き着いたようです。

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▲ 『 Blizzard Drive 』という Shampoo のアルバム。このジャケットにあるように、自分の義足を楽器化して演奏しているようです。私は未聴でしたので、探しましたら Amazon のこちら にありましたので、注文してみました。

33年ぶりに聴く Shampoo です。


現在はブログや、ツイッターを見る限り、お元気なようです。

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▲ Shampoo のブログより、多分、現在のオリモマサミさん。


ちなみに、下の写真は今から30年以上前に出たレコードジャケットで、右の眼鏡の女性がオリモさんだと思います。

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若くして、脚を失うというのは、本当にたいへんだと思いますけど、表現への欲求が強い人はそういうことさえも自分の進む道を妨げるものにはならないのだなあと、妙に感動しました。

というより、自分の脚を楽器にするという「世界で唯一無二の存在」にまでなることを選んだ

でもまあ、このオリモさんなんかも、一種の「パンク」というフィールドのアーティストで居続けたわけで、私もそうですけれど、「精神的な意味でのパンクス」というのは、「外見的なものを内面的な部分で補強したい」と考えたりすることは事実かもしれません。

下の歌が30年間聴いている Shampoo の「ロンド」という曲です。


Shampoo (Japan) - ロンド / Rondo (1982)




私が若い頃に好きだった人の多くが、いわゆるメジャーではない方が多かったですので、現在、何をしているのかよくわからないような音楽家やアーティストが多いのですけれど、インターネット上に、ふいにその状況が出現して知ることができたりするのでした。

知ることができることががいいことかどうかは別としても。


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posted by noffy at 19:27 | ニシオギ日記

2014年04月23日

数年ぶり(十数年ぶり?)の多幸感に見舞われた中でのこの世は神話そのものだと気づく

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さきほど道を歩いていた時、ふと「自分が異常に心地良い」状態にいることに気づいた瞬間に、「多幸感」の中にほんの数分間突入しました。

この「多幸感」という言葉、 Wikipedia 的には、


多幸感とは、通常短い間続く、非常に強い幸福感およびそれに伴う興奮。

脳細胞間のシナプス間で幸福感を司る神経伝達物質であるセロトニンが大量に放出されている状態。




というように味気ないですが、この状態が、

・酒だとか
・クスリだとか
・何か幸福感を得るような直接的な原因だとか

がなく、唐突にやってくることが、数年から十数年に一度あります。


タイトルに「数年ぶり(十数年ぶり?)」としたのは、この前のがいつだったか明確な記憶がないからですが、50年も生きていた人生で数回しかないことです。

これは要するに、「意味なく唐突にセロトニンが大量に放出される」という状態に陥るということになるようなのですが、その数十秒とか数分間とかのあいだはまさに天国で、何もかもが心地よく感じる上に、全身が溶けてしまいそうな恍惚感さえ伴います。

しかし、終わるのも早くて数分もすれば、元の状態に戻ります。

「久しぶりだったなあ」

と思いつつ、しかし、改めて街の風景や人々を見ていると、

「これって神話なんだよなあ」

とも思います。

神話の世界はあまりにも美しいものと醜いものと暴力的なものが混沌としていていますが、「どちらかというと、神話の世界は醜い部分が強い」ことは、世界どこの神話を見ていても、そんなようなものの気がします。

日本の神話も国産みの最初は、 ヒルコ - Wikipedia によれば、


ヒルコ(水蛭子、蛭子神、蛭子命)は、日本神話に登場する神。国産みの際、イザナギとイザナミとの間に生まれた最初の神。しかし、子作りの際に女神であるイザナミから声をかけた事が原因で不具の子に生まれたため、葦の舟に入れられオノゴロ島から流されてしまう。

始祖となった男女二柱の神の最初の子が生み損ないになるという神話は世界各地に見られる。




と、「不具の子だから川に流す」という現代で考えても相当非道なことをやっている人たちから神話というか、日本の形成がスタートしている。

そして、それが、


世界各地に見られる。



というのが神話の世界。

つまり、「神様の世界」。

さらにわかるのは、「そういう子に奇跡をもたらすことができない」という無能さ。
現代社会と、そして今の人間と何が違うのか? と思います。

幸い、多くの今の日本人は神話ほど非道ではないですけれど、同じようなことは多く見られるわけで。

非道を脈々と受け継ぐ人たちがいて、そして、そうではない人たちもたくさんいる。

常にこの世は神話である・・・というより、今は特に神話だと思います。

今日の「多幸感」の中を歩く異常な心地よさと、そして、その空間に、多分、必ず同居している苦痛や悲しみ、あるいは非道。

それらがすべてひとつの点だと感じた一瞬でした。


関係ないですが、以前の記事で「インド系アンビエント」を聴いているようなことを書いたのですが、次第に聴いているだけではつまらなくなり、いろいろな曲から部分部分を寄せ集めて、好きな音楽を再構成したりしています。

下のはそういうもののひとつです。

Spice of India vol.1




今日もいろいろなものを見ました。


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posted by noffy at 18:45 | ニシオギ日記

2014年03月14日

インド系アンビエントの中で咲いた夏の花インパチェンス

私は、夏の花とか植物とか、外に置いたままだと枯れるだけというようなものは、冬の間、自分の部屋の机の横に「専用棚」を置き、そこで育てています。

最初から1年で枯れるものでなければ、多くの花や植物はかなりぞんざいに管理しても、冬を越してくれるものです。

冬の植物管理スペース

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植物のすぐ上に LED の投光器をおいて、光を当てています。

この投光器は、コードが5メートルもある純粋な作業用で、直視できないほど眩しいものなのですが、何と消費電力は 10W。

昔の裸電球だと最も暗いもので 20Wくらいだったと思います。
もちろん、20Wの裸電球は、ほとんど生活照明としては実用にならない明るさでした。

それが今では 10Wの消費電力で、すぐ近くなら屋外の太陽光と変わらない明るさを作り出せるという。

まあ・・・いろいろとスゴイとは思います。


植物棚のスペース自体は狭いので、今日はこれを入れ、明日はこれを入れ・・・というようにやっていて、さらに暖かい晴れの日には本当の太陽にも当てるために、少し外に出したりします。



ところで、上の写真の右奥に「赤い花」があるのがおわかりかと思います。

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写真がぶれてしまいましたけれど、これはインパチェンスといって、とても今の時期に咲くようなものではないのです。開花日としては下のような花です。

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インパチェンスの育て方 - ヤサシイエンゲイより。


これが、10日くらい前だったか、「つぼみ」をつけてきていることには気づいていたのです。

しかし、極端な寒さは過ぎたとはいえ、こちらあたりはまだ十分に冬で、部屋には暖房はありますけど、そんなにギンギンと使っているわけでもないですし、「いくらなんでも開花までにはいかないだろうなあ」と思っていたんですが、今朝、見事に開花したのでありました。


「このクソ寒い中、強いなキミは」


と呟きながら、しかし、こうなってくると、こんな冬越し用の味気ない 100円ショップの鉢も残念な感じで、「九谷焼の鉢買ってやるからな」と花にウソをついていました。

それにしても、「 LED だけでも結構育つんだなあ」ということを改めて知りましたが、他の夏の花、たとえば、ニチニチソウとか、そういうものはまったく育つことなく休眠に近い状態ですので、このインパチェンスというのが意外に寒さに強いのかもしれないですが。


植物を強くするための方法は、相変わらず、昔の In Deep の、

驚異の植物の防衛力アップ法が米国の生物学者の研究により判明:その方法は「さわること」
 2012年04月23日

だけはおこなっていて、部屋にあるものは「すべての植物に1日1度さわる」というようにはしています。とはいっても、何となく好き嫌いのようなものは自然に出てきて、「あんまりさわってない」のもあります。




インド人に感謝して

そういえば、タイトルに「インド系アンビエント」という言葉を入れていますが、こんな音楽ジャンルがあるというわけではないでしょうが、最近、「精神的に一番落ち着くのがインド系アンビエントだ」ということに気づき、よく部屋などで流しています。

インド系アンビエントで括られるような音楽活動をしている人たちがいるというわけではなく、インド音楽の中から、「アンビエント(やすらげる音楽)のようなものを探してくる」というようなことです。

インドは伝統音楽は別にすれば、基本的には「大衆歌謡」というジャンルしかないですので、そこから探すわけです。

例えば、下のシルヌ・オル・カーダールという人の曲は、よく知らないですが、多分、ボリウッド系の、いわゆるインド映画なんかで流れる曲だと思いますが、こういうように「ちょっとアンビエント」なのをインターネットラジオなどで探すと。

Munbe Vaa song - Sillunu Oru Kaadhal




コツとしては、「とても小さな音量で聴く」ことです。

聞こえるような聞こえないような程度の音量で、延々とインド系リラックス音楽が流れていると、何だか本当にしみじみといたします。最近はお酒を飲んで夜中まで小さな音で聴くことがあります。

アンビエントの名をつけても、インド大衆音楽ですので、大音量にしてしまうと踊る方向になってしまいます。


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posted by noffy at 18:39 | ニシオギ日記