2015年07月09日

私は「時間」だ : ポップ・グループ - We Are Time


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最近の、

資本主義の崩壊と、この文明の崩壊は《「破壊」は「創造」に対しての愛》という観点から私たち人間にとって「最も幸せなこと」だと確信してみる
 In Deep 2015年07月09日

などを読み返しても、自分でも何が何だかよくわからない部分があるのですが、いずれにしても、ここにあるような「システムの変化と進行」に対しての「積極的な気持ち」であるには、気持ちが弱い方に傾きそうになった場合は、「気合い付け」が必要で、そういう時には、パンク系とかアンダーグラウンド・ヒップホップなどで「決意的な気持ち」を高めることにしています。

生ぬるいだけの感情でいると、流されそうになることがあります。

そうなると「決意」を維持するのは無理で、そのために、あえて安らぎを避けて交感神経を刺激する。

そういう意味では、パンクにしても何にしても「交感神経だけを刺激する音楽」を数多く聞いてきた私には、そういうものがとても役に立ちます。

昔は、音楽の歌詞なんて気にしたことなかったんですが、最近は好きだった曲などの歌詞に興味を持つことがあります。

十代の私に最も衝撃を与えたバンドのひとつにポップ・グループというバンドがあります。

このバンドの「For How Much Longer Do We Tolerate Mass Murder?」(オレたちはいつまでこの大量虐殺に耐えればいいんだ?)というアルバムの1曲目の フォース・オブ・オプレッション ( YouTube )を聴いたのは十代の終わり頃だと思いましたが、本当に驚いた曲でした。

そして、既存の社会に対しての「攻撃!攻撃!攻撃!」で完全に色塗られたこのアルバムは、以降は「気合い付け用アルバム」として長く重宝していました。

そして、ふと彼らの、別のアルバムですが「ウイ・アー・タイム」(オレたちは「時間」だ)という曲を聴いている時、その歌詞の内容が先ほどの記事を書いた時の気分と似ているなあ、と思いましたので、訳しておきたいと思いました。



The Pop Group / We are Time



もう待たない
もう走らない
もう振り返らない

オレはお前に「時間」を与える
オレはお前を弾けさせる
待つことは罪だ

すべては今起こっている
夢はとてつもなく早く過ぎ去る

お前は最初の人間で
オレたちは最後の人間だ

従うべき秩序はない
明日への恐れもない

いまだかつてないキス
永遠を獲得した人生

オレたちは変化のスピードを打ち破る
オレたちは永遠を手なずける

時間はお前の中にある
お前の目を通して光り輝く

オレたちは言葉を殺す、
大きな言葉のウソを

ウソ! ウソ! ウソ!

時の流れをお前の彼女に近づかせるな
お前は今、聖書がやったことをしている

オレ、お前、オレたちすべては時間という存在だ

すべてを破壊してやる
オレたちは時間だ



うーん、力強い。

ここにあるように「私は時間だ」と考えて生きるのもいいかもしれません。
そして、無限の人生。


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