
▲ ナンテンの鉢に生えていた「いわゆる雑草」が花をつけて、ナンテンの赤い葉と見事なコラボレーション。少し前の写真ですが、これも春の楽しみのひとつでもあるので、冬の間はいわゆる雑草は一切、排除しません。しかし、花が咲き終わったら雑草を引き抜く非情さも併せ持ちます。
今年2月に、うちの子どもが「インフルエンザB型」にかかったのですね。
そのあたりのときの感想として、2月21日の In Deep の
・地球の上空の本当の光景とは? : 国際宇宙ステーションが撮影した写真に写り続ける地球高層圏の不思議な様相
という記事の最初に、雑談として「カオス化する通常インフルエンザの症状」などというセクションを書いたりしたのですが、実はうちの子どもが一昨日くらいから鼻水が出ていて、昨日は36〜37度の微熱がありました。
これらの、
・春まで流行が続くインフルエンザB型はすでにやった
・鼻水と微熱が主体のゆったりとした進行
・4月中旬という季節
を考えると、どう考えても「風邪だろう」と思うわけですけれど、ちょっと思うところがあり、病院に行きました。初めて行く病院だったのですが、医師は喉を見たり胸の音など聞いたあと、
「インフルエンザの検査をやってみましょう」
ということになり、そのまま検査をしましたら、結果は「インフルエンザA型」。
それでも、行ってよかったです。
病院に行ってよかったというより、インフルエンザだとわかったことがよかったのですけれど、それにしても、うちの子は、昨年までは一度もインフルエンザにかかったことがなかったのですけれど、今年はA型もB型もかかってしまうことになってしまいました。
「4月の中旬でもインフルエンザってあるんだ」と思いましたけれど、4月16日の医療介護CBニュースの「インフルエンザ、各地で終息傾向- 群馬で警報解除、東京など首都圏でも減少」という記事では、多くの地点で患者が減っているとしている一方で、
国立感染症研究所がまとめた全国の患者報告数(3月31日―4月6日)では、青森や岩手、山形、福井、沖縄の5県で、依然として警報継続レベルを上回っている。
また、学級閉鎖の報告も続いており、栃木県は今月15日、佐野市内の小学校1校で学級閉鎖、日光市内の小学校1校で学年閉鎖の措置を取ると発表。神戸市も16日から二つの小学校で学級閉鎖を行うという。
ということで、4月の中旬になっても、それなりに流行しているようです。
病気の話題は個人的な関係の周囲にも、社会的な話題でも多いです。
昨年の風疹の流行に続いて、今は「はしか」がとても流行っています。
はしか流行…4月までの患者数、昨年1年間超す
読売新聞 2014.04.15
という記事に寄れば、現在の患者数は昨年同時期の 2.8倍に上るのだとか。
「はしか」なんていうと、大したことなそうにきこえますが、上の記事の続きは、
はしかの感染力は強く、季節性インフルエンザの6倍、昨年大流行した風疹の2倍。39度前後の高熱や全身の発疹に加え、3〜4割の患者は重症化して、肺炎や脳炎などで入院する。有効な治療薬はないが、ワクチンで予防できる。
とあり、結構恐ろしいものです。
このニュースを見た時にも、慌てて、うちの子どもの予防接種歴などを見たりしましたし。
西アフリカで流行しているエボラ出血熱も「新種」のものであることがわかったりしています。
・西アフリカのエボラ・ウイルスは「これまで知られていない新しい種のウイルス」であることが判明
地球の記録 2014年04月18日
病気の正体
クレアの過去記事の・・・見てみると、日付けが2011年11月ですので、ずいぶん以前の記事ですが、
・病原菌とブルーノが教えてくれる『病気の実態』
2011年11月20日
という記事の冒頭は、「熱で寝込みながら」とあり、私はこの時に、熱を出して寝ていたようです。
そこに「病原菌との対話 2011」ということで、
わたし 「私は君に名前をつけるのをよそうと思う」
細菌 「ふむ。では、あなたは私を何と呼ぼうというのか」
わたし 「キンと呼ぶ」
細菌 「愛称はつかないだろうか。『ちゃん』などの」
わたし 「それでは欽ちゃんになってしまう」
細菌 「ふむ。では、あなたは私を何と呼ぼうというのか」
わたし 「キンと呼ぶ」
細菌 「愛称はつかないだろうか。『ちゃん』などの」
わたし 「それでは欽ちゃんになってしまう」
のような下らない会話がえんえんと描かれていますが、細菌と思われる者がジョルダーノ・ブルーノの
万物を包んでいる包括者はひとつであり、ひとつの大きな機構がこの広大な地域に撒き拡げられているのです。(中略)
動物のなかにもいわゆる異質部分があって、骨、腸、静脈、動脈、肉、神経、肺、四肢、といったそれぞれの姿をもったもののさまざまな構成に従っています。
また同様に、炎症、丹毒、結石、めまい、発熱など無数の症状、体調は霧、雨、雪、炎熱、稲妻、雷、地震、風、海陸の嵐に対応するのです。
という言葉を引用して、
・病気の『症状』は、すべて自然の存在や現象と共鳴している。
という話になっていっていたりします。
しかし、これは「症状」であり、病気の原因、たとえば、インフルエンザならそのウイルスの存在そのものは何と対応しているのだろう・・・と思ったりした今日でした。
どこから来ているのかは想像つくわけですけれど、存在自体の理由が今ひとつ。
この「病原菌やウイルスの存在の意味」は昔から考え続けて、今は「ほんの少しわかる部分がある」という一方で、わからない部分も多いです。
タグ:インフルエンザA型