なんだかんだいっても、私みたいな人間、きちんと家でお父さんやったり、経済のこととか含めて全部やったりするのは、こう長く続くとキツいのかもしれないですね。
「そろそろ死ぬかなあ」と何年も前から思っていても、死なないし。
自分で死ぬ気なんてないので死ぬことに関しては待つしかない。
十代はともかく、二十代は確かに異常に自由に生きさせていただいたわけで、まあ、いつまでもあんな楽しい生活が続くわけはないとはわかっていて(実際、二十代の終わりに最初の結婚して、もうそこで終わりましたからね)、そんなものだとも思うのですけれど。
最近発見された、私がやってた劇団の「第一回公演のフィルム」というのが出てきまして、1987年ですから、25年以上前になりそうですけど、これが記念すべき最初の演劇公演だったのですよね。
下のはそのラストシーンあたりの一部です。
東京新宿のタイニイアリスという劇場でした。
何やっても許してくれたいい劇場でした。
今でもあると思いますけど、場所が変わったはずです。
私は、脚本・演出・音楽ですけど、上にも出てます。
下の丸の死んでる人が私(笑)。

このシーンの前が、家族でロシアンルーレットをやるシーンで、そこで死んじゃうんですよ。後半ずっと死んだまま。
舞台で死んでるのが好きなので、幸せな舞台のひとつでした。
あと、東京国際演劇祭だったか、何とか演劇祭だったかの後に、2つくらいの外国の文化庁関係の人が「資料をくれ」って言うので作ったのが下のでした。
これも思い出深い作品で、テロ現場の死体処理をやっている作業員たちが徐々に、精神に異常をきたしていくというストーリーでした。
今の世の中も同じような精神の苦痛はどこにでもあるのでしょうけれど。
こんなもん子供にも見せられないし(笑)。
あー、窮屈な社会で年齢相応に生きるのは疲れますぅ。
もうちょい我慢しましょう。