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2013年01月07日

「私は命を捧げます」

新年になって、まだクレアの更新をしていませんでした。
今回の内容はちょっと昨年の暮れあたりに書いた記事と関係することもあります。



初詣に並んでいる時に「ふと」思いついた名言

昨日(1月6日)になって、やっと初詣に行ったんです。

私は自分自身ではそういうのは昔から行かない人で、子どもができてからはじめて行くようになったようなものですが、今住んでいるところには徒歩圏内には神社などがありません。

もっとも近くて、わりと大きなところというところで、埼玉県の川越にある「喜多院」というところがあり、ここまでが電車で20分くらい。下の写真はネットからいただいてきたものです。

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奥さんが言うには、ここには、「五百羅漢」というお釈迦様のたぐいの石像が 500体以上置いてあるのだそうで、それも見たいのだそう。


すでに1月6日ということで、さすが初詣客もそんなにいないだろうと思って行ってみましたら、午後1時を過ぎている頃というのに、数百メートルの列が出来ている。

屋台や出店も数十は出ている。
かなりの名所のようです。

「6日でこれじゃ、三が日あたりじゃ阿鼻叫喚だったろうなあ」

と思いつつも、仕方なく列に並びましたが、並びながら、子どもと話したりしていながら、ふとこんな会話になりました。


わたし 「この人たちは、みんな神様にお願いするために並んでいるんだよ」
子ども 「何をお願いするの?」
わたし 「それは知らない」
子ども 「おとーさんもなんかお願いするの?」
わたし 「おとーさんはいつもしない」
子ども 「なんで?」
わたし 「だって、神様もこんなにたくさんの人にお願いされても大変でしょ」
子ども 「これ神様にお願いするために並んでるって知らなかった」
わたし 「あー、なんか連れてこられて並ばされてるみたいな感じかもね」


というようなことを話していながら、ふと、心の中で、


「ところで、オレは手を合わせて何を心で思えばいいんだ?」


と急に考えこんでしまいました。

例年なら、ほとんど何も考えずに拝んだ格好をして戻るだけなのですが、今年 2013年からはそれではいけない気がする。もうそういう年ではないような気がする。


もう少しで列の先頭になるあたりで、ふと、昨年、クレアに書いた、


架空の死である 「Xゾーン」を求めてから 20年たって
 2012年12月16日


という記事に、自分のかつての公演のチラシを載せたことを思い出したのです。

そのチラシに載っていたキャッチは下のこれでした。

kami.png

これを思い出したのでした。


「ああ、これだ」


と決めました。

そして、上のチラシの文章そのままではないですが、賽銭箱の前で手を合わせて、


「神様、私は命を捧げます」


とお祈りして離れました。


なぜだかこのフレーズを心の中で語った後は、妙にすっきりした気分になりました。

それから、大きな屋台の中にテーブルとストーブのある出店に親子で入り、奥さんと子どもは、焼きそばや、じゃがバターなどを食べ、私は日本酒の熱燗を2杯おかわりしました。

不思議なもので、以前住んでいた東京の杉並区の井草八幡宮でもそうでしたが、神社で飲む酒はどういうわけかうまい。




お釈迦様像が放つ他の宇宙の大地

その後、その喜多院の中にある「五百羅漢」というものを見学しました。

下の写真は「GR1歴史散歩記」というブログのものですが、こういうものが「 535体」も並んでいるのです。

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これは、うちの奥さんが以前から見たかったというもので、私と子どもはすぐに飽きるだろうなあと予測していたのですが、最終的には私と子ども共に奥さん以上に堪能したのでした

これらの像は、ひとつひとつの表情も違うので、その姿を見るだけでも結構面白いんですが、お正月のせいなのか、像のいたるところに「お賽銭」のようにお金が置いてあったりするんですよ。

うちの子どもはそれが面白いらしい。

「こっちの人(像)は25円も置いてあるのに、こっちには6円しかないね」

とか、ひとつひとつ「金額」を検討して見ています。

像の腕などの隙間に、無理矢理、お金とお線香などを詰め込んであるようなものも多く、その「大人のやる無茶なこと」を見て楽しそうにしています。


私は私で、壊れた像をチェックして見て回っていました。

結構、顔が半分壊れていたりするものも多く、どんなものでもそうですが、石像はいつかは消えていくものですが、その「崩壊の途中」を見ているようで趣深かったです。


なんだかんだいって、535体全部見ました。


ちなみに、写真にある緑の部分は草とか苔なんですが、この五百羅漢全体にこびりついているものは何かというと、「地衣類」のように見えるのですよ。 In Deep も読まれてくださっている方で、「地衣類(ちいるい)」って言葉、覚えてらっしゃる方いらっしゃいますか?


NASA の火星無人探査計画が無駄な理由: 1976年にバイキングがおこなった火星地表の質量分析から 36年経って進化しない観念
 2012年08月12日


という記事の最後のほうにフレッド・ホイル博士の言葉を書きまして、そこで初めて私もその名前を知ったものです。

地衣類というのは、要するにカビやキノコのたぐいの真菌系の生物のようです。

まあ、五百羅漢の像についていたものが実際に地衣類かどうかは私にはわかりませんけれど、見た目が似ていて、壊れた仏像を見ながら、「これは火星を思い出すねえ」などと呟いていた正月明けの午後でした。


さて、そんなわけで、もう今年は神様に命を捧げましたので、もうこれ以上は何も差し上げるものがないということで、気楽なスタートを切った次第です。

まあ、一方でいうと、私の命はもう私のものではないわけでしょうけれど。



そういえば、昨年は「自分の夢」を再現した映像なんかを執拗に貼ったりしていましたけど、あれに一昨年作った「オーバー・ザ・レインボー」の編曲バージョンを重ねたビデオを作ったら、わりとよかったので貼っておきます。

舞台用に作った音楽ですが、本番ではもう少し誰にでも聴きやすいバージョンを使ったので、こちらのは日の目を見ていないほうです。

そして、これに「オーバー・ザ・レインボー 2013年」と名付けました。


Over the Rainbow 2013





実は川越の神社でも、太陽を丸く囲む「虹」を見たんですよ。
虹の下は地獄なのか天国なのか、それを越えるといいことがあるのかないのか。

でも、まあ、もう自分の命じゃないから、いーや。


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posted by noffy at 22:56 | 23 to 24