今日は最初に思っていたことと別のことを書く感じです。
もともとはタイトルに書いたとおりのことを書こうと思っていました。
光の話です。
誰でもあると思うんですが、「目」って閉じても、なんかそのあたりがボワッと白くうつっているような感じがあるじゃないですか。
一昨日あたりの夜に、その「閉じたまぶたの暗闇の中の光の行き先」がちょっと見えてきたような感じがして、雑記として書こうかなと。
子どもの頃から「真っ暗闇の中で目を閉じても白い部分がある」ことは疑問で、「どこから光が入ってくるのかな」と思っていました。
残像とかの時間をはるかにこえても、いつになっても、真っ暗闇は、実は真っ暗じゃない。なんか白いボヤッとしたのとか、明るそうなのとかいろいろ見えているようないないような。
でもまあ、そんなに深く考えるでもなく、いつの頃からか、「そのぼやーっとした光を想像上の形に仕立て上げる」のが眠れない時などの暇つぶしになっていました。
目をつぶったまま、なんとなく「像」を作り上げていく。
まあ、若い時は女の子の想像上を形を作ったりしていましたね。
今は・・・まあ、今も女の子ですね(進歩してねえ)。
いずれにしても、そうやっていた中で別に進展などなかったんですが、一昨日、ふとあることに気づいて、そうすると、確かに真っ暗闇の光の先にも「進展」がありそうな感じがある。
関係ないですが、かつて、「ペアである自分」というのを書いていた時に、実はあれを書こうとした最も大きな理由は、「目をつぶった後に、向こう側から見ている目の存在」でした。
あんまりこれをいうとキチガイっぽいんで、ほとんど書くこともなかったですし、今でも具体的に書こうとは思いませんが、そういうことがあったと。
それで気づいたことを書こうかなあと思っていたんですが、今回は話が逸れます。
最近、ウツっぽかったんですよ。
で、音楽ばっかり聴いてた。
1980年前後のストレートパンクと、1965年前後のフリージャズが中心でした。
特にウツの時は自殺関係の表現にふれると気が楽になるので、そういう音楽をたくさん聴いていたんですが、1980年代にとても人気があった英国のダムドいうバンドがあるんですが、彼らには Suicide (自殺)という曲があって聴いていたりして、ダムドを聴いていたのは30年くらい前ですが、
ふと、
自分がダムドで「最も好きな曲」のフレーズを思い出して、
「ああああああああ、そうかそうか。あれは光の曲だ」
と思い出したのです。
それで今回まずその曲の歌詞を訳して書いておきたいと思いました。
私は小さな時からそうでしたが、実は「実際の光」がコワかったんですよ。
というより、「明るさと暗さの変換の時」がコワかった。
昼が夜になる。
夜が朝になる。
この転換を理解するのに時間がかかったようです。
ダムドはそれを歌っていた。
1980年くらいの曲だと思いますが、最近まで歌詞など知らなかったですし、もともと「曲の歌詞など知る必要などない」という人でしたが、知れば確かに味わい深い。
この曲はとても明るい曲ですが、二十代のはじめの頃にそれこそ何百回と聞いたものでした。
訳はテキトーですけど、真面目に訳すようなものでもないし。
The Damned - Wait For The Blackout (1980年)
太陽が出ている時は呼ばないでくれ
カーテンを引いて
一緒にこの部屋にいよう
ブラックアウトを待とうよ
暗闇になればキミは俺のものだ
光はあまりにまぶしい
夜をまとう
夜が俺たちの息を吹き返す
ここには何の生き物もいない
でも俺とキミは生きている
光は単に恐れだけを持ってくる
暗闇に罪という概念はない
光は目を腐敗させる
闇夜はそんなことをしない
何が素晴らしいかって?
暗闇では何も見えないことさ
ちなみに、 YouTube のこの曲のページのコメントのトップには、
fucking hell , what happened to music !!! we used to have? the best bands and best music from the uk , its all just total shit these days , whats going on ???? we need proper music like this , yeaaaaaaaaaa
(クソ! 今の音楽に何が起こってるんだ? オレたちゃこんなにいいバンドや、こんなにいい曲を聴いて成長したってのに、なんだ最近のこのクソな音楽の状況は! オレたちゃこういう一生モンの音楽がほしいっつーの。)
とありました。
投稿者は、多分、イギリスの人だと思います。
確かに当時と比べると、イギリスの音楽状況はゴミ(笑)。
日本はそれ以下。
嘆くのもわかりますが、よー、イギリスの兄弟。
オレたちゃオッサン同士だから、もう長くないし、テキトーにいこうぜ。
そうだよなあ。
1980年当時にパンクを聴いていた少年たちも普通に 50歳に到達しようとする時代でございます。
絶滅候補ナンバー1。
次回もし書ければ、多分、松果体でキャッチしている光のこと書きます。