短い補足ですが、書いておきたいので書いておきます。
前回の記事の最初のほうに、赤ちゃんの生育と、その視覚の発達の一般的なことがらを書いたあと、
> このすべての人類が通過する「赤ちゃんの最初の1年間プラスアルファ」という時期
という書き方をして、そのままになっていることに気づきました。
とても気になったので書いておきます。
記事の最後のほうまでいくと書いてあることですが、私の今の文章はダラダラと長くて、最後まで読む気にならないと思いますので。
赤ちゃんの一般的な視覚の発達とあわせて、
「このすべての人類が通過する」
と書くと、
・生まれつき目が見えていない赤ちゃんが除外されている
ように感じたのです。
視覚障害というのは多くの身体障害の中でもとても多いもので、特に視覚に関しては、生まれつき見えないということは決して珍しいことではありません。
では、その赤ちゃんたちの世界は?
この問題こそが、私がこの一連のシリーズに「覚醒」という名前を使っている最大の意味でもあります。
私はその前回の記事で、「人が光(すなわち世界)を感じている部位」として、
・目(視覚)で1割程度
・松果体で9割程度
くらいではないかと書きました。
つまり、ほとんどが頭の中で世界は形作られる。
目が見えない人は「音」にどう対処するでしょうか。
お母さんの声。
その母音。
そして、頭の中で作られる世界。
聖書に書かれているように「本当に言葉(ここでは母音)が世界を作っているのだ」とすれば、目の見えない人々は全力でお母さんの「声」を聞くはずです。
そこに存在する世界は「純粋な松果体の世界」です。
普通の視覚の動物(多分、人間も)でさえ、9割程度の光の知覚を松果体から行っている。それが100パーセントになる。
それは多分、すなわち、視覚のある私たちにはわからない「完全な人間の世界」です。
私は、今の世の中で言われているような「覚醒」というような言葉や、アセンションというような言葉にはまったく興味がありません。
もし、「覚醒」と言える時がくるならば、
「それは、身体や能力などで何か他とは違う人と「私たちは違いはない」ということを確認できる時」
が覚醒だと思っています。
そして、「同じ人間として」、彼らからその「完全な人間の世界はどんなように感じているのか」教えてもらう。
これが若い時から闇と悪に漬かっていた私の「理想の人間社会」に対しての結論です。
もちろん、私はできていません。
私自身はなるべく早くこの世から消滅したいと思っているのはそのためです。
(できるのなら跡形もなく)
地球と(すべての宇宙の中)にひとりでも疎外感を感じている人がいる限り、人類は誰も覚醒していないし、覚醒などしません。宇宙の兄弟とも(自らの宇宙の中でさえ)会えません。
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