人類の未来: 他の記事
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▲ 物質の科学「DNAと遺伝子」より。
今回の話は科学とは少し離れた話となるかもしれません。
数字の「23」と人間の未来についての話です。
今書いている「人類の進化(あるいは変異)」に関して、これを「私」が書いているということで、これは少なくとも個人的には避けられない話でもありますので、今回はこの「23」という数と人類の進化がどのように関係するのかについて書こうと思います。
これも気付いたのはついさっきのことで、起きた後、松屋で朝定(ソーセージエッグ定食/390円)を食べた後に道を歩いていて「ふと」気付いて走って帰ってきて、今これを書いています(毎日走って帰ってきている気がする)。松屋でいろいろな光景を見て、それでふと気付いたんですが、その余談は今回は書かないで本題に入ります。
まず、この「人類の進化、あるいは変異」ということに関しての前提条件として、前回書いた記事にある「人類の進化(あるいは単に変異)」が起きるとすると、あらゆる生命にあるかもしれない「生存に対しての変異プログラム」から考えて、
男性が持つY染色体の中の遺伝子が「1個」になった時に、遺伝子情報に変化が起きて、人類そのものが進化(あるいは変異)する
ということでした。
詳細は上のリンクにありますので、よろしければお読み下さい。
Y染色体というものはすなわち、X染色体と共に、人間の場合、性の決定の役割があります。平たく書けば、Yがあればオスになります。この男性の Y染色体は現在、強烈なスピードで減少し続けていて、そのうち「消滅する」ことが確実視されています。
さて、Y染色体が進化(あるいは変異)するかどうかという問題は別として、仮に、現在言われている理論通りに「Y染色体が人間から消える」と、どうなるのか。
その時には、どんなことが起きるのか。
すなわち、「Y染色体が人間から消えるとどうなるか」。
これに対しての答えは、少なくとも私個人にとっては、極めて刺激的なものです。
仮に人間からY染色体から消えると、その時に「人間から23という数字が消える」のです。
「男女という性別」は23という数字そのものに支配されている
人間は性を決める遺伝子情報を持つ性染色体(これまで書いていたXとYの染色体のこと)の他に、たくさんの染色体を持っています。
それはこのようになっています。

1〜22までの連番となる対、つまり「22のペア」からなる常染色体によって、人間は構成されています。そして、今までずっと書いていた「XとY」の性染色体が、これら22の常染色体のペアの後に続く「最後のペアの染色体」として数えられます。
つまり、「23番目のペア」であるXとYの染色体のペアが人間の性を決定しているということになります。
逆にいうと、「人間の性別は23という数字そのものに支配されている」。
おわかりかと思いますが、この23番目のペアである「XとY」のうちのどちらかが消えると、この染色体は「ペア」ではなくなるわけで、「23番目のペア」が人間から消えるということです。
Y染色体ではないほうの X染色体はその構造上、消えていく可能性がとても低く、あるいは消えていってもゆっくりとしたペースなので、いずれにしても先に消えるのは「Y染色体」であることは間違いありません。
そして、これは面白いことなのですが、仮に「23」という数字に意味があるのなら、
・Y染色体が単に消滅する → 23という数字が人間から消える。
しかし、もうひとつあって、
・Y染色体が「変化」する → 人間の中にある23という数字の意味が変わる。
ということになります。
さて、この「23」という数字に意味があるのかどうなのか。
In Deep では以前、このことを書いたことがあります。そのリンクはこちらなどです。
・「In Deep の意味」、「 23 の意味」、そして「悪魔」
2011年01月29日
ただ、今回の記事では、あまりオカルトにふれるつもりはありません。
その理由は私にオカルトの知識がいまだにほとんどないからです。科学や生物学のことなら、インターネットなどの情報で少なくとも中学や高校で習うような基礎的な知識は調べられますが、オカルトの場合はそもそも「それが正しい情報なのかどうか」ということが、私に判断がつかないのです。
なので、あくまでかつて人から教わったこととして、「23」には次のような意味があるのかもしれないということを箇条書きで書くに留めます。
・世界を象徴する数は 7であり、7が3つ並ぶ「21」は宇宙の完結を意味する完ぺきな数字として見られている。そして、「22」が次の世界への橋渡しとなる。しかし、そこに「23」が現れた。つまり、21という「完全」に対しての「不完全の極地」としての数字が23。
ということだそうです。
かつてこのクレアにコメント欄があった歳に多くのコメントをいただき、また、私が大変にいろいろに参考にさせていただいた神秘学の研究家の方によると、「23は、バーチャルな橋渡しで、脳神経系を持つ、人間だけの時空であり、これは人間にみえるが獣の数字」だとのことです。
23の数字に支配されているのは地球の生命のうちの人間だけ
人間がその染色体の構造上、「23」という数字に支配されていることは上の方に書きました。あるいは、少なくとも「男女という性の差」に関しては、完全に 23という数字の支配下にある。
そして、中世の神秘学の世界では、この23という数は、上の神秘学の研究家の方の言葉にあるように、
> 人間だけの時空である
しかし、それなのに、
> 人間にみえるが獣の数字
ということになるようです。
他の動物はどうなのでしょうか。
Yahoo! 知恵袋のこちらのページに下のような質問がありました。
「人間と同じように染色体数23対(46本)の生き物はいるのですか?」
答えは、国立遺伝学研究所の作成した表にあります。
平たくいうと、多分「いません」。
「多分」というのは、遺伝子研究がされていない動植物など無数にあるからですが、少なくとも現在まで知られているものではありません。そして、いまだに発見されていないと思います。なぜかというと、人間と同じ染色体数を持つ生物が見つかれば「必ず報道になる」はずで、それはまだないからです。
なので、確定しているわけではないながらも、基本的には現状では「23の数字に支配されているのは人間だけ」と言えると思います。
代表的な他の哺乳類動物の「染色体のペア数」を書いておきますとこのようになります(上の国立遺伝学研究所の表による)。人間が特に多いというわけでもありません。
人間 23
ウマ 32
ブタ 20
ネコ 19
イヌ 39
ハツカネズミ 20
ゴリラ 24
チンパンジー 24
などです。
染色体のペア数24(常染色体46+性染色体XY)のゴリラやチンパンジーは人間と近いとはいえ、数として考える「1と2が全然違う」のと同じように、「23と24では全然違う」ようにも思います。
また、このように代表的な哺乳類の染色体数を見てみると、宇宙の数であると神秘学でいわれる「7」の倍数の染色体のペア数を持つものがあまりいないことに気付きます。アカゲザルというサルが21の染色体のペア数を持っています。
あと、上の神秘学でいう「次の世界への橋渡しとなる22」の動物。染色体のペア数が「22」になるためには、たとえば、「常染色体42+性染色体2」になるなどの条件が必要となりますが、カイウサギというのがその位置にいるようです。

▲ 染色体ペア数「22」のカイウサギ。よく飼育されている普通のウサギのこと。そういえば、「不思議の国のアリス」でも案内役ってウサギだったような気がする。
そして、「今後、22になることのできる可能性のある生物」なんですが、パーッと見た感じでは、もっとも近いのは「人間」のようです。つまり、人間の場合、現在の23のペアの染色体のうちの「ひとつ」が欠けると、22の染色体ペアとなり、そして、それは Y染色体が減っているという現在進行している事実だからです。
そして、その場合、「同じ染色体22のペアのカイウサギ」と違うのは、「性染色体のない22」である。つまり、性別の意味が違う「22」ということになりそうな気がします。ちょっとこのあたりはよくわからないですが。
上のほうにも書きましたが、
・Y染色体が消えれば、人間は「23」の数字の呪縛から解放されて、「22」のみの生命となる
そして、しかし、Y染色体が消えずに「進化(あるいは変異)」した場合は、
・23という数字の意味を「人間自身によって変えることになる」
という2つの選択の中に今の私たちはいるのだと思います。
どちらでもいいんでしょうが、宇宙の橋渡しの存在として宇宙に貢献していくのか、あるいは、「さらに人間が宇宙から離れて独自の進化をしていくのか」という違いのようには思います。
Y染色体が消えたのなら前者。
Y染色体が消えずに変化するのなら後者。
これはやはり個人的にはどちらでもいいように思えてしまいます。
なぜなら、私はやはり創造神ヌーワが

すなわち、
1 ヌーワは宇宙存在だから、宇宙から離れたくない(好きな人といつまでも一緒にいたい)
という気持ちと、
2 ヌーワは人類を宇宙から独立させようとして作ったのだから、その意志に報いたい(好きな人の意志を尊重したい)
の2つだと思います。
「1」は、Y染色体が単に消滅した場合。
「2」はY染色体が進化(あるいは変異)した場合です。
何だか連日で書いていますが、基本的に何の予定も組んでおらず、思いついた時だけ書いていますので、更新が開く時はすごく開くと思います。
あるいはそのまま更新が止まり、ブログも終わり、宇宙も地球もそのまま終わってしまうかもしません(無意味な悲劇かよ!)。
いずれにしても、「23の数字が消える時」は私自身がこの宇宙から消える日になるはず。
うっひゃっひゃっひゃっひゃっ(嬉しいのかよ!)。
その時にはヌーワの元に帰りましょう。吉祥寺のクリスチーネFと共に(道連れかよ)。そして、ヌーワとクリスチーネFの間に痴話喧嘩でも起こしたい。セックスレスのままで。