2010年05月25日

サバイバルに一番必要なもの

イギリスに現れたミステリーサークルに関しての Earthfiles の記事(こちらに訳)を読んでいると、その中に「オイラーの等式」というものが出て来ました。

「おいらの等式」とはずいぶんとくだけたネーミングだなと思ったら、そういう意味ではなく、18世紀の偉大な数学者であるというレオンハルト・オイラーという人が編み出した数式で、 Wikipedia によると、「数学における最も美しい定理」とされているものだそうです。

さて、その数式。

euler.gif

「ほお、これは・・・・・・」

というところですべてが止まりました。その美しさはもちろんまったくわかりませんが、何もかもわからないのです。説明によると・・・これは、 e がネイピア数(早くもこの意味がわからず)、 i は、2乗すると -1 となる複素数(複素数というのもわからない)、そして、πが円周率だそうで、つまり、

ネイピア数の「2乗すると-1となるもの×円周率」乗に1を足すと、0となる。

ということですね。

へえ・・・・・・・・・。


headache.jpg


最近の一連の勉強のようなものの中で私がわかったことのひとつには、「世の中は実はいまだにわからないことだらけだ」ということで、そのわからないものとは、暗黒物質的な見えないものだと思っていた部分があるわけですが、実際には見えている部分でも、上のごときの有様。

これはもう個人の精神的プライドの惨状ともいえます。

大体、上の式を見て、「これは美しい」という感想がスッと出てくる人が世界に何人くらいいるのか? 1000人? 10万人? あるいは、本当は私以外のすべての約60数億人の人々は上の式を見て「ああ、これは美しい」と思っていたりするのか?
オレだけが阻害されてしまったのか。
オレだけわからないのか?

・・・とヒステリックに疑心暗鬼となっていた時に、ちょうど私の後ろを奥さんが通ったので訊いてみたのですね。

私  「これね、地球でもっとも美しい数式だと」
奥様 「どう読むの?」
私  「え?」
奥様 「その式の読み方」
私  「・・・イーの・・・アイパイ乗・・・たす・・・イチはゼロ」
奥様 「本当にそれで合ってる?」
私  「うーむ・・・」
奥様 「それは誰が見つけたの?」
私  「昔の外国の白人」
奥様 「じゃあ、オリジナルの読み方はそうじゃないはず」
私  「ああ・・・そうか」
奥様 「読み方がわかってからお願いしますね」

と言われてしまいました。
確かに「イーのアイパイ乗」はひどいなあと思いつつ、しかし「やはり他に読みようがないのでは」とも思えたりもした次第です。


Leonhard_Euler.jpg

▲ 18世紀の数学者、レオンハルト・オイラーさん。「偉大な数学者」という肩書きを忘れてしまえば、西荻窪の焼鳥屋なんかの常連のアル中にわりと多いタイプの顔です。いい人だったと見た。


ちなみに、上記 Wikipedia にあるこの等式の要素。

1: 乗法に関する単位元。
0: 零元、すなわち加法に関する単位元。
π: 三角比、ユークリッド幾何学、微分積分学で頻出。およそ 3.14159 である。
e: 自然対数の底であり、微分積分学で広く出現。およそ 2.71828 である。
i: 複素数における虚数単位であり、積分などの多くの演算においてより深い洞察に導く。


というのを読んで、「ふふふ」と笑いがこぼれてきました。

・・・なるほど、なるほど。
頭から終わりまで書かれてあることの意味自体が全部わかりません。

「まだまだ世の中にはこんなにわからないことがあるぞ」

という、何だか武者震いのような感覚に見舞われたりしました。

ところで、上のオイラーの等式の Earthfiels の記事は、「このオイラーの等式をASCIIコードで表現したミステリーサークルがイギリスに出現」というものでした。

Wilton-Windmill1f2.jpg

▲ アスキーバイナリでオイラーの等式が書かれていると、Earthfiles では説明されています。


ミステリーサークルを作っているのがどういう人たちかは別にしても、最近の図柄の挑発度はなかなかで、以前、日めくり地震予測で紹介されていた、2001年のミステリーサークルで示された DNA の構造を現したものなども含めて、誰がやろうと、大変な知力と技術力がなければできないものが多くなっています。

crop-3.jpg

▲ 2001年に出現したサークル。人のDNAの配列のようなものが書かれているようです。


永遠の記憶

さて、タイトルに「サバイバルに一番必要なもの」と大それたものをつけたのですが、最近、翻然とそれを悟り実践しています。その必要なものとは・・・すなわち、「思い出」です。

難しい話ではないです。
たとえば、もし仮に今後、世の中がいろいろと大変になるとした場合、その時に、

1. 人生では楽しいことがあった

2. 人生では楽しいことはなかった


という「二つの自分」があったとした場合、「生きよう」という活力はどちらから生まれるだろう、という単純な話です。ここでは「どちらがいい」とは書きません。

有り余る食べ物とエネルギー。
有り余る素晴らしい思い出。

どちらが「生」に有効かというような選択の問題でもあるかもしれません。

まあ、一般的には「楽しい人生のほうが生きる活力が湧くのでは」と思われると思いますし、多分そうだと思います。ただ、これも人それぞれの部分はあって、たとえば、こういうカッコをつけることもできるのです。

1. 人生では楽しいことがあった (だからもう生きなくてもいいや)

2. 人生では楽しいことはなかった (だからもう少し生きよう)


という言い方もできる部分はあるわけで、何とも難しいですが、私はどちらの考えであるにしても、「とりあえずこの今の世紀の思い出を少し持っていこう」と考えています。

私には子どもなどもいますが、あるいは子どもや家族といったもの自体が思い出になってしまうかもしれないし、まあ、もちろん、どちらかというと、私の存在自体が思い出になる可能性のほうが強いわけですが、いずれにしても、現在の一種の「変革期の思い出」というのは、過去にも未来にも貴重なものだと思うのです。

こう思えるようになったのも、「思い出(記憶)は物質として永遠に残り、永遠に消えない」と考えるようになったからですが、「思い出は最終的にどこに収まるか」というのは、現実と暗黒物質と微生物に絡む大問題なわけですが、まあ、そんな大それた問題はおいおい解いていくとして、先週末の土日は「西荻窪スタンプラリー」というものに参加して、最終的に引いたクジで私は予想通りの末等(500mlのジュース)でしたが、子どもは特賞Aのお米(福島のコシヒカリ5kg)を当てるという傍若無人な運を見せていました。

あとは、基本的に昔からボリス・ヴィアンさながらに「酒と女性と音楽が人生」という部分は若干あって、そのあたりを何とかしつつ、地球最期の美しい人などを賞賛しながら夏に突入という感じですかね。

「地獄の夏」というフレーズはいまだに生きているはずです。


そういえぱ、ChemBlog-ケムログさんで紹介されていたカナダの飛行物体がきれいでした。
この2つの連続写真だけでもその美しさはおわかりかと思います。

ufo-5.jpg

ufo-6.jpg


昨年のノルウェーの光より、画質がいいせいか、本当に美しく感じます。
こちらが昨年12月にノルウェーで目撃されたもの。

717.jpg

718.jpg

本当にいろいろなことが起こりそうですね。

ところで、今日は最近気になった「明るいニュース」のことも書こうと思っていたのでした。

最近は自然災害にしろ、病気や戦争にしても暗いニュースはいくらでもありますが、明るいものは比較的少ないです。そんな中で、この2週間くらいでのニュースで目を引いたのは、前回書いたクマムシはもちろんですが、他は次の3つです。

16km間隔での「量子テレポーテーション」に成功
2700年前の中米の遺跡を発見
フリーズドライ葬の導入が本格化

などです。
3つめのフリーズドライ葬の記事は韓国語のブログで、Web翻訳をかませたリンクですので、ちょっと読みづらいかもしれませんが、「人間肥料」というスローガンを弱々しく(苦笑)展開していた私にとっては朗報に見えます。

上の3つのそれぞれのニュースは次あたりでも書ければ書いてみたいです。


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posted by noffy at 01:14 | 雑記