2010年04月26日

米国ネバダ州の純粋道路


最近の流れとはまったく関係のない話です。

以前の記事である、続・ Google Earth で見る地球の不思議 などと関係している感じかもしれません。

もともとは地震関係のことを調べていた際に、 Google Earth で、現在、群発地震が続いているバハ・カリフォルニアと、ネバダ州のあたりの地形などを見ていたんです。
その理由は、

アースチェンジメディアなどで言われている、バハカリフォルニアの群発地震がセロ・プリエト火山という巨大な休火山活動と関連しているのではないか、というような話。

ヤスの備忘録の昨年4月の記事にあった、デイムス少佐の「ネバダ州カーソン市を震源とした地震がある」という記述。

の2つを興味本位で調べていただけなのですが、このネバダ州を Google Earth で眺めていると、けっこう不思議な光景に頻繁に出くわすことがあり、そのことを書いておきたいなと。

これは、以前の「Google Earth で見る地球の不思議」にあったような、具体的な形や文字(馬やウサギや人の形や、ロゴやアルファベット)といったものではないのですが、そういう「わかりやすい不思議」ではなく、簡単ないうと、「なんだかよくわからないもの」であります。

すべてアバウトですが、大体の緯度経緯を記しておきますので、 Google Earth か Google Map でコピペで数値(写真の下にある「36 22'16.93"N 116 01'51.07"W」など)をそのまま入れれば見られます。ただし、 Google Map では表示されないものもありました。


目的のない純粋道路

最初はこのあたりを見て感じたのですが、たとえば、これは道だと思います。

r-1.jpg

36 22'16.93"N 116 01'51.07"W

数キロにわたって広がっている何の不思議もない道。

「しかし・・・」

もともと、「道」とは何なのか。

道というのは連絡や輸送のためにあるものだと思います。つまり、「ある場所からある場所に対しての連絡や輸送のため」にあるもの。

ということは、たとえば、道の先と道の先には家や村や、何かそういうものが結び合っていないと「道」とし機能しない気がするのです。しかし、上の道には「道と道の両極や曲がり角などポイントには何もない」のです。

r-2.jpg

▲ ポイントを拡大しても何もない。


つまり、「道だけがある」。

私はこれら輸送の目的のない、「道のためだけの道」を、純粋道路と名付けました。それがいろんなところにあることあること。ネバダ州全域に純粋道路が広がっています。

road-space.jpg

36 39'20.04"N 115 41'31.05"W

▲ 宇宙空間を感じさせるような道路。場所的には山肌のようです。


50m-a.jpg

▲ 完全な純粋道路。2キロの長さがありますが、道沿いにも何もありません。


50m-b.jpg

▲ 上のを拡大したもの。道の幅は50メートルもあります。


road-s2-a.jpg

37 44'37.69"N 116 39'31.58"W

▲ これは山に沿って、ものすごく広い範囲に「道」が作られてます。純粋道路と思いたかったのですが、拡大して、ポイントのところを見ると、こんな、

road-s2-b.jpg

施設がありました。
地下を掘っているのですかね。
ちょっとどんな施設かわからないです。


road-5-a.jpg

37 37'19.93"N 116 54'58.62"W

▲ これも無意味に広がる道路です。ただ、拡大してみると、ところどころに、こういうもの、

raod-5-b.jpg

があります。
何かはわからないですが、ちょっと小高くしてあって、上が掘られているもの。


意味がなさそうであったもの

road-2.jpg

36 20'02.86"N 115 12'19.32"W

▲ 絵柄にまで昇格した道路かと思いましたが、拡大すると、重機のようなものが散見されますので、何かの採掘場のように思います。


road-3.jpg

36 20'56.92"N 114 55'12.99"W

▲ これは巨大な純粋道路かと思いましたが、拡大すると、下のように、

road-3-e.jpg

道路から胞子のように枝分かれしている先に送電塔が見えますので、送電線のラインのようです。


strange-1.jpg

36 22'16.93"N 116 01'51.07"W

▲ 四角く整理された道路ですが、ほとんど住宅はありません。まあ、これから住宅地になる? でも、拡大すると、こんな、

strange-2.jpg

変な家があったりします(笑)。


road-nu.jpg

37 01'17.77"N 116 01'07.59"W

▲ 巨大さといい、道の周囲に何もないところといい、非常に無意味な道路に見えますが、後述しますが、これはネバダ地下核実験場の隣あたりなので、何か意味があるのかもしれません。


他には、多分、州内だけで100以上は存在している「等しい大きさの巨大な円」というものがあります。

円は Google Earth でネバダ州内を見れば、すぐにたくさん見つかります。あまりにも普通に見られるものなので、不思議なものというわけではなく、何か必要性のあるものだと思うのですが、私には用途の見当がつかなかったです。ゆんフリー写真集にネバダの写真があり、「円形の畑がたまに見られます。きっと水を撒く機械の関係で丸くなるんでしょうね。」と書かれてありました。なるほど、これは農地で、水撒き機の関係で丸いほうが便利だと。

まあ、若干納得できて、若干疑問ではありますが。
不思議なのは、どの場所のどんなものでも、大きさがほほ同じ(半径約1キロ)だということです。ただし、円の内部のデザインはそれぞれに微妙に違います。

少し並べてみます。

c-1.jpg

c-2.jpg

c-4.jpg

こんなように、30キロメートルくらいの距離の間にびっしりと「円」が詰まっている地域もあります。

c-5.jpg

39 41'57.34"N 115 58'05.45"W


あと、ネバダ州には核実験場があって、 37 01'17.77"N 116 01'07.59"W あたりで見られますが、ここは何だかすごいところです。変なものもたくさん散見できますが、「核実験場にあっておかしくないもの」が私にはわからないので、それが変がどうかはわからないです。

今回はネバダ州を見て、こういうものが見られたというだけで、ネバダ州が怪しいという意味ではないです。他の地域や国も見ればいろいろなものがあるのだと思います。
タグ:Google Earth


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posted by noffy at 12:46 | 雑記