[お知らせ]ブログは移転しました。
新しい雑記ブログは http://nofia.net/ です。

cropped-cropped-girl3-1.jpg


2010年02月01日

太陽を周回するもの - エピソード2

追記 アップ - またコメントで興味深いこと等を教えていただいたので、下に追記しておきます。90年前に「太陽の横に見知らぬ星を見つけた」天文台所長たちの資料です。

[追記2] 今回の太陽の写真とは関係ないことですが、コメントで、中世の多分、太陽や宇宙のことを書いていると思しき書籍や書類のリンクを教えていただきました。ひとつはドイツ語のような感じで、もうひとつは、ヴォイニッチ写本と呼ばれる、14世紀頃に「暗号と未知の文字」で書かれたもので、どちらも読むことはできないですが、「中世における地球と太陽の思想」ということに想いを馳せられる感じがしたので、写真とリンクを下に記しておきます。(2010.02.04)





先日の記事「何かが太陽を周回?(いろいろと不思議)」の続きというか、内容的には追記なのですが、前の記事が追記に次ぐ追記で、わかりにくくなってきたので、新規の記事で書きます。

なんかこう・・・やや緊迫しているかも(笑)。

基本的には前回の記事のコメントをもとに書かせていただいています。


NASA の公式見解

NASA の STEREO というウェブサイトで、01月27日に、この太陽写真の物体に関しての公式の見解が発表されていることがわかりました。「最近のSTEREO EUVIに写っている変な球のようなものは何か?」というものです。

これも消えるとアレなので、原文を載せておきます。
全文です。


We have investigated, and determined that these are artifacts caused by an interaction between the high compression factors used for the beacon data, and cosmic ray events on the detector. Our discussion of image artifacts has been updated to include this phenomenon. Another factor which has contributed to this issue has been the recent delay in receiving the full resolution images from the spacecraft. This was caused by a server problem at the Deep Space Network, and has now been resolved.

言葉でどうもわからないものがあって、全訳は載せませんが、要するに、

・宇宙線の影響による空間等の歪みや圧縮
・ネットワークのサーバの問題


という2つの点を指摘しているようです。
NASA のこちらのページでは、宇宙線(Cosmic rays )の歪みなどがどう写真に捕らえられるかの説明があります。

cr_beacon.gif

▲ 宇宙線の影響との NASA の解説ページにある写真。これは今の太陽写真にもよく写っているものです。


NASA がそう見解しているので、それに対しての私の意見は特にないですが、ただ、やはり、今回の太陽写真に写ったモノに関しては、「公式見解する必要があったこと」ではあるようです。ありふれたことなら、無視すればいいだけではあるような気はしました。

なお、上では「サーバの問題」と書きましたが、原文は「 This was caused by a server problem at the Deep Space Network 」となっていいて、私はこの「ディープ・スペース・ネットワーク」というものが何だかわかりませんので、わかりやすくサーバというふうに書かせていだたきました。


公開が停止された NASA のリアルタイム画像

The Very Latest SOHO Imagesという太陽などの画像と動画などを提供してくれている NASA のサイトで、太陽関係のものだけ更新が停止されています。

ccd.jpg

サイトは現在このように、「CCD bakeout」(この bakeout の意味が私にはわからなのです)となっていてリンク先にもこの画像が表示されます。また、mpegムービーのページも、リンクは生きていますが、ムービーは表示されません。試しに、ダウンロードして内容をみると、このようなものがで、中身がないファイルページとなっているようです。

mpeg-sun.jpg


さすがに、NASA の大元サイト http://www.nasa.gov/ では、このことに関してはふれられていないようですが、しかし、やはり・・・前回の記事のコメントに貼られていた

many-zoomup.jpg

こういうのを見ていると、太陽で何か起きているのかもしれないし、単にサーバの故障なのかもしれないし・・・うーん・・・。

なお、私、前回記事で「地球サイズくらいの」と書いたのですが、冷静に見てみると、それどころではないですね。この太陽系の惑星の大きさを比較したもので見てみますと、天王星あたりの大きさが近いです。

sun_planets.jpg

宇宙のスケールより。


天王星は地球の4倍くらいの大きさですので、まあ、そのくらいのものが写っていると。そんなのが数個・・・。まあ、早くリアルタイム画像が復活してほしいですね。


[追記]

・ CCD Bakeout について

NASA のサイトの画像配信停止に関しての「CCD Bakeout」という言葉に関してですが、この意味が書いてあるページをコメントで教えていただきました。

ひので最新画像の解説ページにあります。説明している部分を抜粋します。

衛星・望遠鏡の作成時には各部品を高温にして、 宇宙空間ではガスを出さないように作成をしています。 しかしながら、 完全に部品からガスが出ることを防ぎ切ることはできないため、 長いあいだCCDを低温で放置していると、部品から出た微かなガスが、 CCD表面に薄い層を作ってしまいます。 そうすると、CCDのX線に対する感度が悪くなり、 観測に悪影響を及ぼします。 これを防ぐため、年に数回、CCDの温度を上げる作業を行います。これをCCD bakeoutと呼んでいます。

(中略) 

CCD Bakeoutは、数日〜数週間程度行いますので、 そのあいだ最新画像の提供がとまります。


ということです。
つまり、撮影装置のメンテナンスのことで、これを行う間は最大で数週間程度、画像配信が停止されるようです。なので、CCD Bakeout と表示されていること自体は不審なことではないようです。時期が重なったので、こちらで変に勘ぐってしまっただけのようです。


・90年前にも目撃されていた「太陽の横の奇妙な星」

薄氷さんからのコメントで教えていただきました。
下にそのコメントがあります。

1921年の資料で、その時に太陽の左側に正体のわからない「星」が観測されていたという資料です。これは、 NASA が管理運営している「宇宙物理学関係文献情報検索システム」(The SAO/NASA Astrophysics Data System)というところにあるもののようです。

この「奇妙な星」を見つけた人の中にはプリンストン天文台の所長など天文の専門家もいて、単純な見間違いや勘違いということではないと思われます。資料は 1921PASP...33..258C にありますが、記録と保存も兼ねて、こちらに貼っておきます。

nasa-1921.gif

The SAO/NASA Astrophysics Data Systemの資料 1921PASP...33..258Cより。

文字資料ですが、写真形式のGIF書類です。

「太陽の左にあるあの星は何だい?」と呟く教授の姿は、何となくおかしくさえあります。「ナンカ見えちゃってるよ、オレたち・・・」という感じでしょうかね。

これらの件は単純に決着のつく話ではなさそうですが、太陽系の中に今もあるのかもしれない「早くて大きい」何かの存在を完全に否定するのは、まだ個人的には難しいです。

---------------------------------------

[追記2] 15世紀のヴォイニッチ写本にある太陽と、18世紀の本にある太陽。そして、火星と土星の間あたりで見つかった変なものについて。(02月04日)

The Mysterious Voynich Manuscript(神秘的なボイニッチ手稿)

voynich_schaefer.jpg

これは、 NASA が毎日公開している「今日の1枚」というような感じのサイトの2010年1月31日にアップされたものです。多分、ヴォイニッチ手稿と呼ばれる古文書にある太陽の図と思われるもの。

ヴォイニッチ手稿は14世紀から16世紀に書かれたもので、「暗号」と、あるいは「読めない文字」で書かれているものだそうで、謎の多いもののひとつだそうです(初めて知りました)。

太陽とその周辺を表しているように見えますが、さて何が書かれているのか。ヴォイニッチ手稿が解読される可能性は今のところないそうです。


18世紀の本

0069.jpg

米国ウィスコンシン大学に科学と技術の歴史というページがあります。科学などに関しての過去の様々な資料などを保存しているサイトのようです。そこの中に、上の図が載っている本の存在を教えていただきました。1785年の本でしょうか。上に太陽みたいなのがあって、その下に翼のようなものがあって、下に・・・地球か、あるいは惑星のようなものに見えるような・・・。
何が書かれてあるかはわかりませんが、実にソソるイラストです(笑)。

まあ、それぞれ意味はわからないですが、こういうものを見ていると、中世の人々は、少なくとも、太陽を「単に熱く燃えているエネルギー体」とだけは見なしていなかったように思います。まあ、興味の範囲の話として、追記しました。


そういえば、上の「今日の1枚」の2日3日の写真に、その日に、「火星と木星の軌道の間にある主小惑星帯を横切る謎のXの形をしたもの」の写真が載せられていました。

025793_big.jpg

これはナショナルジオグラフィックニュースなどにも日本語の記事があります。ナショナルジオグラフィックでは、「謎」となっていますが、CNNの報道では、NASAは「小惑星の衝突」としたようです。
ちょっと結論が早い気はしますが・・・。

もしかすると、太陽系は今、何となくザワザワしているのですかねえ。


Sponsored link




posted by noffy at 20:42 | 地球と宇宙の生命