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この多くがアルコール依存の治療か、あるいは、アルコール依存に起因する可能性があり得る疾病等での入院のようです。
ずいぶん昔ですが、
「オレはこんなに酒を飲んでいては、いつかはアル中になるのではないだろうか」
と思い、いくつかの本を読んだことがありました。
その時に読んだり知ったりした様々の依存症の現実を見ると、依存症には「見えない作用が働いている」としか言いようのないものを感じます。どうして依存症になるのだかはどこからも掴みようがないという現実が見えてくるように思います。
世の中的には「大酒飲み=アルコール依存症」というイメージもありますが、それはあまり当てはまらないようです。また、薬物依存症やセックス依存症、ギャンブル依存症といったものも、どれも頻度とはあまり関係ないもののようで、それだけに悲劇性は強いと言えそうです。
自分自身には、今のところ依存症はないですが、神経症やパニック障害にかかった時に、「なんでオレが」という、一種の理不尽さを感じ続けていたこともあり、多分、依存症の人たちもそれを感じている人はいるだろうなと思います。また、最近はものすごく減ったとはいえ、人生の中では見当をつかない量のお酒を飲んできたことは事実です。
えーと・・・何だっけ?
依存症のことを書くつもりだったわけじゃないんですが、ここ数日、「音」について、興味深いことを思いついて、そのことを調べていました。キッカケは、マドモアゼル愛さんが最近の記事で、音叉療法のことを書かれていたのです。
音叉療法に関しても私は詳しくないのですが、簡単に眺めてみると、これは、特定の音が人体、脳、精神に作用するということを前提にしているようです。
経験したこともないし、詳しいことはわかりませんので、それらの是非や可否はともかく、ここでふと、「そういえば、音って何だっけ?」と思いたち、調べてみると、これがなかなか面白いのですね。
音が発生して、神経で認識するまでの複雑な仕組みは、何だかすごくて、ここしばらく、そのあたりのことを調べていました。
どうしてかこんなことを調べていたかというと、現在、人間は日常の音(生活音や雑音を含む)の中から無意識で音を選別して生きているわけですが(話している相手の声は聞こえて、後ろの工事の音は聞こえない、など)、この「音を選別する無意識の行為」が、意識的にできるようになれば、人間は「自力で自己治癒能力を持てるのではないか」と考えたのです(我ながら書いていて大げさでスゴイけど)。
要するに、
自然に溢れる何万種類の音から自分に「効く音」を自力で選別して自分自身を治癒していく
能力ということでしょうかね。なんか神経症とかによく効きそうに思うんだけど、必要なのは訓練?・・・ということになるのでしょうかね。覚醒とか進化もありでしょうけれど。
ま・・・今の時点ではどうやっても無理っぽいですが、可能性としてはおもしろい。
手術が必要な病気以外は医療が必要なくなります。
・・・というようなことを考えたり調べたりしているのですが、膨大でまとめられませんので、いつか書けたらいいなと思っています。(最近、こうやってそのまま放置のことが多いですが・・・)
ひとつ「音の認識」に関して、面白いページを。
音というのは、
・音波が鼓膜に到達して、
・内耳の蝸牛というところを通り、
・有毛細胞というところで、音を電気信号に変えて、
・その電気信号が神経細胞に到達する
ということになるようなんですが、この最後の過程を「神経細胞の発火」と表現するらしいです。
で、この「神経細胞の発火」を音で表したというページを見つけました。神経細胞の発火パターンの映像というページに「神経細胞一つをピアノの鍵盤一つに割り当てて、その活動を音に置きかえた」ものが MIDI ファイルでアップされています。(クリックでページが開き再生されます)
» こちら
この和音の数!
刺激に対して一瞬にして反応する神経の数はこんなにあるということらしいです。
これが人間が死ぬまで一日中繰り広げられている。
スゲーと思いました。
今日の二枚の写真
ところで、今日、大変感動した写真を二枚立て続けに見まして、それを保存も兼ねて載せておきたいなと思います。写真は Earth Filesの記事で知った科学系のサイトからのもので、記事自体それぞれ新しいものではないです。
(写真1)メキシコ・水晶洞窟
The Iron Ammoniteというサイトの The Deadliest place on Earth? Surviving Cueva de los Cristales - The Giant Crystal Cave という記事。これはメキシコにある「水晶の洞窟」(クエバ・デ・ロス・クリスタレス)と呼ばれる場所だそうです。

ここは、どういう環境になっているのかよくわからないですが、気温が50度で湿度は100%という環境で、かなりの覚悟と装備で挑まないと「生身の人間ならすぐ死んでしまう」ようなところだそう。一見、氷の柱が立っている場所のように見えますが、ここは「死ぬほど暑い」ところなのだそうです。 Earth Files では、「ここは、人類が宇宙を探検する際のイメージと近いのではないだろうか」というようなことが書かれています。60年代の映画「ミクロの決死圏」(下の写真)を思い浮かべるようなシーンでもあります。

最近知られたものではないようで、単に私が知らなかっただけですが、地球の自然にこういうのがあったというのはすごい。
(写真2)火星北半球上部の砂漠
こちらは、地球ではなく火星です。火星の北半球の砂漠あたりの写真。

米国のアリゾナ大学のサイト、HiRISEというサイトより。Earth Files では、写真中央やや左に砂ぼこりが上がっていることを指摘しているのですが、それ以上に何かもう・・・ひたすらいろいろとありそう。
どうなっているんだか近くで見てみたい気はします。これは、 HiRISE には大きい写真も置いてあります。
最近は結構イライラすることも多いですが、同時に面白いニュースや発見も確かに多く、日々の流れはさらに加速している感覚はあります。
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