2009年10月06日

第6の夜の前の退屈と浄化

なんかどうも気分的に寂しい感じで、最近はいろんな街をボーッと歩いたりしています。
レトロゲーセンに行ったり、基本的に無駄なことをして過ごしています。
有意義なことをする気になりません(何が有意義かは不明ですが)。

昨年の今頃は世の中がもっとワーッとしていて、
アメリカで金融何とか法案が否決だ。
ワーッ」。

ダウが700ドル下落だ。
ワーッ」。

今度は900ドル上昇だ。
ワーッ」。

と、どこにいっても世の中が沸き立つようになっていて、みんなそれぞれに世界の崩壊気分を悲嘆したり興奮したりしつつも十分に堪能していたものですが、今年は違いますね。
・・・寂しい・・・。

まあ、これを寂しいと考えるのも私が「ショックを待っていた人」だからでしょうね。真っ先にこの世から消えていくべき人類の筆頭であります。


前に書きましたが、この1年間では「起きなかったこと」がとても多かったのですが、特に印象的に起きなかったことは(変な書き方)、

・第二のリーマンショック
・アメリカ破綻から来るショック
・ヨーロッパ崩壊から来るショック
・金融崩壊から来るショック
・ドルの崩壊から来るショック
・インドとパキスタンの核戦争から始まる第三次世界大戦
・イランとイスラエルの紛争から始まる第三次世界大戦
・アメリカの内戦


など、私なども「絶対に起きる」と思っていたことが何も起きなかった。

しかし一方で実はいろいろと起きてはいたわけで、ドルは少しずつ放棄され、先進国の覇権は少しずつ毀損され、日本でもさりげなく政権交代。
昨日はギリシャでも政権交代が起きて、左派政権に。これで個人的には「絶対に再発する」と考えていたギリシャの暴動も再発しないかもしれません。

大企業が自然に淘汰され、日本ではトヨタの社長さえもがトヨタは「救世主にすがる」という凋落の「第4段階に位置すると考えている」と自ら言ったりして、もう何が何やら。

実はこの1年で起き続けたことは、過去50年くらいでも起きなかったほど激烈な事件というか、変化の連続だったのだと思います。ショックを伴わなかったのでその変化に気づかなかっただけで、死ぬほど大きく世界は変わってしまったのかもしれません。



洪水が浄化なら

さて、私が退屈している話はもういいとして(そりゃそうだ)、今、とても大きな台風18号というのが日本に近づいています。名称は「メーロー(Melor)」で、10月5日現在、中心の気圧が910ヘクトパスカル(数値が小さくなるほど激しくて、950以下だとかなりのものです)と強烈な台風です。

typho-18.jpg


ワタクシ、個人的に「ああ、水の浄化かなあ」と思っております。水の浄化というのは、 WebBot プロジェクトのクリフ・ハイの言葉を借りているわけですが、先日の記事でも引用しています。

ALTA1109 パート3 のエッセイで、クリフ・ハイは、

「洪水」はわれわれの精神的な「変容」のための重要な条件でもあるのだ。「洪水」は浄化の方法でもある。

と言っています。

で、まあ、9月には関東に地震が来るとか来ないとかいうような騒動もあったりしたのですが、あれは玉蔵さんなどのブログを発端としていると考える向きも強いかと思うのですが、根底はそうではないと思います。

いろいろな予言などの、たとえば日月神示などでも「旧9月8日までに何もかも始末しておけよ」というようなくだりは出てくるわけで、今頃までには、特に首都圏は地震などで浄化されていたことになっています。しかし、まだそれは起きていない。

多分、日月神示なども、あと、聖書なども共通して見落としてしまっていた点が「地球の2000年周期の星座の移り変わり」というものだったのかなあと今は思います。やはり時代の呪縛性は本当に大きいと思いますね。書いている人たち自身がうお座の時代の渦中にいると、なかなか気づかないものですしね。

まあ・・・そんなにパーフェクトな存在なんてないですよ。
神様でも宇宙でも予言者でも。

求めるほうがそういう人たちに完全を求めるだけで、本人たちは欠陥だらけだったと思いますよ。

埴谷先生が言っていたように、お釈迦様なんかも「殺生はするな」とか言いながら、自分は豆をバリバリと食っていて、多分、今でいうヒヨコ豆なんですが、ヒヨコ豆はお釈迦様の口の中で「死にたくない」って言ってるのに、お釈迦様は無慈悲に豆を口の中でバリバリ噛んだりしているわけですよ。

豆の声が聞こえなかったわけです、お釈迦様には。

hiyokomame.jpg

お釈迦様なんかもこういう、まったく擁護できない愚行をしているわけです。

キリストなんかもガラリヤ湖の魚とか食っているわけで、食われる魚はやっばり苦しいわけですよ。

「痛い痛い」と。
「まだ死にたくないよ」と魚は言うけれど、でも、キリストたちご一行様は無慈悲に魚を食べちゃうわけですよ。

matodai1.jpg

このあたりまでがうお座の時代のエライ人の限界でしょうね。
これからの時代の、特に女性ならもっとちゃんと考えられると思う。
まあ、話し合ってから食っちゃうとか、その程度にしても、豆とか魚を差別はしないような気はしますね。

そう言える理由のひとつにコルマン博士の論文があります。

コルマン博士は2009年5月27日に発表した主要論文の中でこう言っています。この5000年間の人類は「経済成長の希求が主要なテーマだった」が、これからの人類のテーマは「意識の統合とバランスの回復に移る」として、


この意識変化により、われわれ人間は、地球環境や地球上に存在するあらゆるものを、これまでのように左脳の計算によっていかようにでも収奪が許される生命のない単なる物質として考えることはできなくなる



とあります。

ほら、お釈迦様やキリストさんは「地球環境や地球上に存在するあらゆるものを、収奪が許される生命のない単なる物質」として捉えていたフシがあるでしょ。

これからの時代はこれが変わるんですよ。


えーと・・・何の話だっけ・・・。

ああ、つまり、まあいろいろとみんな欠陥だらけなのだから、予言者とか神様とか、その人の言うことを100%信じるのはアレだし、それだとちょっと外れると「ダメじゃないか」というようなことにもなっていくので、「当たっても・・・外れても・・・それでいいじゃないか」と。

それでいいのではないですかね。

上に書いたような、実はものすごい強烈な時代の変化をこれだけさりげなくモロに経験すると、そのことを考えざるを得ないです。


そんなわけで、10月7日から8日に、日本列島を襲うと思われるこの台風には注目しています。現在、910ヘクトバスカルと、スーパー台風並みの勢力ですが、通常ですと台風は日本に近づくと急速に勢力を落とします。今回は移動が早そうなので、わりと強い勢力のまま日本列島を直撃する可能性はあります。

もちろん、移動が早いと抜けるのも早いので、被害は限定的かもしれませんが、しかし、今年のアジア各国の台風の被害を見ていると、どうにもいろいろとありそうな感じはします。

今、大変興味を持って、この台風を眺めています。

考えれば、日本語には「水に流す」なんて言葉もありますね。



金融システムの件なども

ヤスの備忘録の最新記事に追記として、「クリフ・ハイからの緊急メール」が追記されていたのはご覧になりましたでしょうか。


10月25日の感情値の転換点は「世界の金融・銀行システム」の「閉鎖/内部爆発」であることが明らかとなった。データは「通貨の取引」や「商品取引」、そしてあらゆる形態の「デジタル化された取引」が停止することを示している。


とあります。

いよいよ、金融の崩壊が始まりそうな話です。
そして、ドルが急速に死ぬことが書かれています。

「アメリカの」ではなく、「世界の」とあるあたりが深刻ですが、この「デジタル取引の終焉」というのも WebBot には昨年来何度か出てきていました。最近、ヤスさんがふれられている「サイクル」というのは本当にあらゆるものに存在していて、また、サイクルには「始まったものは終わる」という宿命もありそうです。

これからサイクルが終わるもののひとつにこの「デジタル通貨」というものも含まれているのかも知れません。

大体、この数十年間、ほとんどの日本人にとって資産はデジタそのものでしたからね。

自分の財産を見るためには「銀行で残高を見る」だけというだけの人が大部分ではなかったでしょうか。株などでもいいですが、大体は数字だけの世界。

そのデジタルの通貨や資産が消えていくというのは、ある意味健全なことなのかもしれません。

とはいえ、こういう話が出ている以上、まあ、残高等たくさんある方やいろいろとデジタルの部分が多い方は、何か手を打っておくというのもアリなのかもしれませんが。

ちなみに、上の10月というのは流れとしても自然で、特に、アメリカの経済にこの10月に何が控えているかというと、決定している事項だけでも、

1. 法律で定められた米国債の発行限度額に到達予定

2. FRBが米国債購入停止

3. FDIC(連邦預金保険公社)が銀行債務の保証制度を停止


というビッグイベントがあります。
どれも、もはやどうにもならない話のようです。
先延ばしにしてきたあらゆることが手詰まりになってきた感があります。

難しいことは私にはわからないですが、住宅ローン担保証券なんていうゴミを買うためにFRBは奮闘したのですが、何しろ、それらはもともとゴミなので、他には誰も買わないわけで、それが止まるのです。

ゴミの洪水・・・。

何とかショックではなく、単にもはやどうにもならなくなるのではないでしょうか。

アメリカの金融と連銀には自然な機能停止が待ち受けている気がします。


なお、 WebBot の言う10月25日という日付もありますが、前後して、コルマンインデックスで言う第8サイクルの「第6の夜」が11月7日から始まります。

そこに向けて何かが起こり、11月7日以降、経済は戻れなくなる、と考えるのが合理的な感じもします。

いずれにしても、コトが起きても、最近の流れを踏襲してできるだけショックが少なく進むように希望します。ここまで来たらこの件では退屈でもいいです。

11月からはいい意味で退屈が解消されるといいのですが。


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posted by noffy at 00:25 | 人類の未来