でも、さきほど書いたアメリカの話も、いろんな意味で私たちとも関係してくることだとも思いますので、お暇な時にでもお読み下さい。
愛さんの記事はタイトルが「相次ぐ地震」なんですが、内容はそこから激しく展開しています。特にこの部分は飲んでいた泡盛を Mac mini の上に噴き出してしまったくらいです(きたないな)。
大企業よりも私は町工場にその可能性を見る。
町工場がきっとただのエネルギーを簡単に作ってくれる。
これは私たち WebBot ファンなら一発で思い起こすと思われる「新しい電力の概念」と同じことを言っているということに気づきます。「町工場」という言葉だと日本のようですが、別に国はどこでもいいですが、やはり愛先生も、そういう概念を持たれているのだなあ、と。
この「新しい電力」のことは WebBot に毎回必ず出てくるほど(おそらく人類の未来にとって)重要な要素で、地殻変動やドルの崩壊などと並んで頻繁に出てくる事項です。「エネルギーと富」が一種薄汚く関係している今の時代との決別というのは、この「新しいエネルギー」にかかっているということは想像はできると思います。
誰でも無料で便利と幸福のために使えて、しかも地球に対して負担が軽いか、あるいは再生可能なエネルギー。
まあ、WebBot では、それがこの世に姿として現れるのは、2020年頃だとしていますので、まだ結構先ですが、愛先生も「(技術革新を私たちがゲットする光景を)私たちはもしかしたら生きている間に見られるかもしれない」と締めています。
何とも嬉しいことではないですか。
私は物理や科学のことはさっばりわかりませんが、まあ、概念としては、大気中にある(まだ抽出可能とされていない)物質からエネルギーを作り出すような発想ではないかということで、たとえば、WebBot の日本語版ではヤスさんがL-ビームエネルギーハーヴェスターという装置は電力の出力を2倍にする(英語)というページを紹介してくれています。

このページには、
この装置は様々なエネルギーをすべて電力に変換することができる装置である。例えば、様々な振動数のバイブレーションを電気エネルギーに変換することができる。
と書かれています。
これではなくとも、「新しいエネルギー」が世に出ない限り、どのみち世界は終わってしまいますし。
神経症と森田先生
今回の愛先生の記事には、唐突に
> 森田正馬は、夜中に患者を診るより楽したほうがいいと考えたら、泥棒をするのが一番いい、、、となっていく、、、と、正しく知の行方を語ったことがある。
というくだりが出てきます。
森田正馬のことをまったく説明しないで、出てきているということは以前にも何度か出ているのかも知れませんが、このことにも驚きました。森田先生は「今私が生きていること」と少し関係があるからです。
森田正馬というのは大正時代の日本の精神科医で、ずいぶん前ですが、クレアのパニック障害とfaithの関係で書いたことがありますが、そこをそのまま書き出すと、
基本的にパニック障害というのは「それ単体の症状」としての病気ではなく、「根に必ず神経症を持っている」わけですが、これは大正時代(1919年)に世界に先駆けて、神経症の行動療法である森田療法を確立した、森田正馬という方がいて、私自身は今でも「基本的には神経症には森田療法の考え方しかない」と思っている面はあります。
となっています。
私は21歳の頃にパニック障害を伴う神経症を発症してしまして、今年でもう25年くらい経つのですね。神経症というのはいろんなパターン等ありますが、森田先生の言う「神経質」というのは治りません。
それは、私自身、一番よくわかっています。
そこで、神経症に関して一部の医者は「治癒」とか「治った」という言葉も使いません。「寛解」という言葉を使う人はいるようですが、要するに「小康状態をどれだけ長く続けるか」ということです。昔の作家なんかには、50年とか70年とか小康状態のまま生きて死んでいった幸せ者はたくさんいます。
私自身は森田療法を受けたことはないのですが、25歳くらいの時に、森田先生が1928年に書いた「神経質の本態と療法」という本を古本屋で見つけて、それを読んで人生が変わった(死ぬのではなく生きようと思った)のですから、すでに亡くなっていたとはいえ、まあ、大恩人の先生ですわな。
まあ、不安神経症もパニック障害も、だんだん「生きているのも死んでいるのも同じだし」・・・となりやすいです。つまり同じなんですよ。
死んでも同じ。
生きていても同じ。
生きるか死ぬかは選択するほど大きな問題じゃない・・・と。
そこを「生きていた方がいい」と是正するのは、思っているより大変なのですよ。
私は先生の本を読むだけでそう思えたわけだけど、普通はそんなに単純ではないわけで・・・。
ま、それはともかく、正直、ブログで森田先生の名前を見たのはこれが初めてかもしれないです。
最近ネガティブなことばかりを調べているのに、気分的にはどんどんポジティブな気分になっています。なんだか、ありがたいことだとは思います、