2009年05月26日

核で死ぬこと。飢えて死ぬこと

実は、私は「子どものこと」というタイトルの記事を少しずつ書いていました。

経済破綻状態の米国カリフォルニア州で5月19日に予算に関する住民投票が行われたそうなんですが、ほとんどの法案が否決されたようで、今、右側のサイドに載せていますが、教育と福祉の徹底的な削減と廃止の波が、これからのカリフォルニアや、続いてすべてのアメリカを襲うということになりそうです。

カリフォルニア州の住民投票の内容に関してはこちら、結果としての予算削減に関してはこちらの記事などに詳しいです。

私の子どもは今3歳10カ月で、この4月からは幼稚園に通っています。当初心配していた以上に幼稚園を楽しんでいますが(集団生活を経験して一気に強くなった)、言葉が遅かったり、強い人見知りなどがあって、ここに至るまでは杉並区の福祉のシステムやそこの人々にはとてもお世話になってきました。

私は子どもを育てるようになるまで知らなかったのですが、杉並区では療育と呼ばれるシステムがほぼ完璧に近い状態で運営されていて、多くの子どもが4歳になる頃には元気に社会に出て行けるように尽力してくれています。しかし、現在のカリフォルニアの現実を見ると、来年再来年あたりからの日本や東京の福祉全般の未来には暗い気持ちを持たざるを得ません。税収で成り立っている以上は、予算不足の場合に最初に削減されていくのがこのあたりのジャンルだということをカリフォルニアの例で知りました。

来年以降は下手するとその多くが削減か消滅してしまうかもしれません。

毎年必ずそれを必要とする親や子どもがいて、それがあることを念頭に置いて生活しているわけですから、仮に少しずつでも削減や廃止といったことがあると、子どもを持つ多くの人々の生活に影響があると思われます。

まあ、そういうことを含めて、「現在の福祉システムと、予想される未来の福祉」、あるいは子どもたちの近い未来、などについてどうしても書きたいのですが、今の私の頭の状態は相変わらずこちらの記事のままで、どうもうまく書けませんので、少しずつ書いて、書けたらアップするか、あるいは書けないかもしれません。


なので、今回は別の話です。
福祉の予算削減に比べるとどうでもいい話ですが、核戦争の話です。「デイムス少佐の見た未来」のうちのひとつ、近いうちの北朝鮮による核使用が少し現実味を帯びてきたようです。



デイムス少佐が4月に言ったこと


ヤスの備忘録に書かれていますが、元アメリカ陸軍のリモートビューイング部隊(90年代まで米軍にあった遠隔透視部門。以下、RV=遠隔透視)の少佐デイムスさんが、最近のRVで「今後5カ月か6カ月以内に北朝鮮は韓国を核攻撃する」というRV予測を4月のアメリカのラジオで言っていたそうです。

私自身は予知の「時期」に関してはあまり信じない面もあるのですが、ただ、時期も確かに昨日の朝鮮中央通信の報道の内容ではリンクしてきているのかなあ、と。

朝鮮中央通信の報道した全文(朝日新聞)によれば、

> 150日戦闘に一丸となって立ち上がった、わが軍隊と人民

とあります。

実際の意味はわかりませんが、とりあえず「これから150日間の戦闘が始まる。あるいはすでに戦争は始まっている」と言っているようにも聞こえます。150日というと、約5ヶ月。デイムスさんの言っていた時期と大体合うのかも知れません。

ただ、デイムスさんは韓国の街の風景に詳しいわけではないと思われますので、彼に見えた街の光景が「そこがアジアのどこか」というのは区別がつかないかもしれません。デイムス少佐の見た核爆弾の炸裂は韓国なのかどうかはなんともいえないと思っていたりします。

たとえば、東京の渋谷とソウルのミョンドンの光景は一瞬見るレベルではほとんど同じですし、人々のファッションや顔立ちもアメリカ人から見たら区別はつかないかもしれません。西洋人にしてみれば東京とソウルはうんざりするほど似ています。なので、核が爆発するのは韓国ではないかもしれません。

今回の核実験は報道では、威力として長崎原爆並みの威力ということ。長崎では多くの方が犠牲となり、後遺症を含めた悲惨さは言葉になりませんが、そういう現実を前提とした上で、同じような爆弾が今後どこかで使われた場合はどうなるのかを知っておくのもいいかと思われます。


過去の被害に学んで


長崎の原子爆弾被害に関する科学的データというページにデータがたくさんあります。

その中で、参考になるのは、物理的被害地図。そして、爆風による影響熱線による影響という、それぞれのデータで、被害の感じが掴めるかと思います。

Damage-w-big.jpg

たとえば、「爆風による影響」という地図では、爆心地から2キロのあたりまでは「木造物全壊」とあり、つまり、人はほとんど死ぬということにもなるかもしれません。4キロまででも壁、天井が破壊されるようで、これでも殺傷力としてはかなりものかと思われます。

東京の方が想定しやすいように、新宿の駅前でこの核爆弾が爆発した場合は、影響はこんな感じとなります。赤が半径2キロ、黄色が半径4キロです。
地図をクリックすると拡大します。

nucleare-map-shinjuku-s1.jpg

(追記)最初にアップした地図は距離を直径で測っていていました。半径で計り直してみると結構な範囲ですね。2キロだと代々木公園、4キロだと阿佐ヶ谷あたりまで入るのですなあ・・・。これはすごい。


ご自分の街などでこういう地図を作られると、その時の被害が実感としておわかりになると思います。

Damage-r-big.jpg

「熱戦による影響」という図もあり、これも「1キロ以内では瓦が溶ける」、「2キロ以内では白い紙が燃える」、などとあり、とにかくひどい熱が発せられるようです。戦時中の写真で炭化した人の姿を見ますが、それほどひどい熱が瞬間的に襲ってくるようです。

もちろん、もっとも深刻なのはその後何年にもわたり苦しむことになる放射能被害なのですが、爆発の瞬間だけでも大変多くの人が爆風と熱線で死んでしまうということのようです。


こういうことを懸念しなければならない時代がまたやってきてしまったということにになるのでしょうかね。世界中どこでも、そこが主要国である限り、「ひとごと」という場所はなさそうです。まあ、しかし、いつかは辿るであろう道筋ではあったのかもしれないですが・・・。

かなり楽観的な考えの人でも、今後、北朝鮮、イラン、イスラエル、インド、パキスタン、などの中のどれかの国が「絶対に核は使わない」と断言できるような人は少なくなってきたと思われます。さすがに私も、核戦争はともかく、「核の使用」は近いと感じざるを得ませんが、しかし忘れてはいけないのは、「これからの脅威の最高峰が核であるわけではない」ということかもしれません。

たとえば、世界では毎日毎日2万5000人の人が飢えで死んでいます。つまり、現時点で人が死ぬ最大の要因は戦争や紛争ではなく飢餓です。
この悲惨さは核戦争どころの話ではありません。

今はまだ日本人がこの飢えのグループに入るとは想定していないかもしれませんが、世界でも最低水準の食糧自給率を誇る日本と韓国は、もし今年本格的な不作となり、また、戦争も同時に起きた場合はどうにもならないかもしれません。どうにもならないというのは、つまり「食べ物が国内に全然ない」状態のことです。

核が使用された時には世の中はそれに対しての批判や視線で一色になるかもしれませんが、「ひとつに囚われずに、いろんなことを同時に見ていく姿勢」が大事かと思います。

そのことを私は最近学びました。
自分の死ぬ時まではできるだけそう考えていようと思います。



[追記]イエローストーンが少し再始動

上の記事と全然関係ないですが、今見たら、イエローストーンで、M2.5以上の群発が頻発し始めていました。

yellowstone-05-26.gif

M2.5のこれだけの頻発は昨年12月以来のこと。このまま収まればどうということもないでしょうが、一応注意しておきます。M3以上に発展し始めると、アメリカでは警戒というようなことになると思われます。


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posted by noffy at 07:05 | 人類の未来