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2009年01月24日

欧州のあいまいな革命への道

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△ これは映画ではなくて、ギリシャの現実。ギリシャの掲示板には、「アナーキストのシンボルを身につけよう。それは赤と黒の旗、黒い服、頭巾、ガスマスク、そしてリュック」と書かれてありました。ギリシャの若者たちは状況に順応して、より実践的な革命行動に移行してきています。




坂本龍一は日本の有名な音楽家ですが、今から30年前くらいの作品にThe End of Europe (ヨーロッパの終わり)という比較的、前衛的な曲があります。(こちらにライブですが曲があります)。


当時も何かヨーロッパが終わりそうな気配があったのかもしれませんが、今は本格的にその時期にさしかかっています。昨日、イギリスのことなどを書いたのですが、テレグラフに、 Crisis meeting called on violent protest across Europe
(欧州全土での暴力デモに対しての緊急会議を招集)というニュースが出ていました。

「ブルガリア、ラトヴィア、リトアニア、ハンガリー、ギリシャ、そしてアイスランドは社会不安と暴動に直面している。これは多くのヨーロッパの国で失業者が急増し、政府の支出が厳しい削減を強いられていることと関係がある」


昨年、ギリシャで始まった暴動は「飛び火」という表現ではないかもしれないですが、欧州全土に拡大しているようで、経済も悪化していく一方の状況でカオス化しそうです。


昨年12月にサルコジ大統領は「五月革命の光景がヨーロッパ全土に広がっている」と、ブリュッセル・カウンシルで述べたのだそう。



実現されていく WebBot の未来

ここで、 WebBot プロジェクトの検証というか、そのあたりについて少し触れます。
(WebBot をご存じない方は、ヤスの備忘録に詳しく書かれていますので、ご覧下さい。)

WebBot には「世界の民衆」というカテゴリーがあり、アメリカ国民以外の人々の動向は主にこのカテゴリーに記述されています。そして、WebBot プロジェクト ALTA909 には繰り返し、「2009年に来るとされている地獄の夏は、アメリカだけではなく、英語圏に属するすべての地域とEUに降りかかる」と記述されています。

枝葉の部分や日時を別にすれば、 WebBot が昨年一貫してデータとして配信していたことは、アメリカにおいてのドルの死とデリバティブやクレジットカードシステムの崩壊と、アメリカ国民たちが自活運動に入ることで、そして、ヨーロッパにおいても同じ状態が訪れるとしています。

12月7日配信分では、ヨーロッパの多くの国では、経済の内部崩壊は、曖昧な革命」に繋がっていくとあります。

つまり、商業施設の不法占拠や土地の占領から始まり、そこを畑(食料生産地)に変えてしまい、新しい村の建設を始めるということらしいです。

そして、ひとつだけそのまま転載させていただきます。

「将来こうした革命は記念碑的な事件として認識されるようになる。こうした運動によって、人間性が本質的に変化するのである 」

という点。

実はここが一番大事なことだと思っています。

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△ 公共施設の不法占拠はギリシャでは拡大しているというのが昨年末までの報道。その後はわからないですが、解決したという報道もないです。


革命に「あいまいな」という冠(言語は「fuzzy revolution」)がついているのは、過去の一連の欧州での革命のように「政府を打倒して新政権を樹立する」という最終目標が「ない」からでしょう。むしろ、「次第に政府から離れていく」というニュアンスのような感じがします。

ただ、こういう「食料生産地」などの建設に至るには、まずは人間の本質的な変化以前に「深刻な食料不足」や、あるいは「食べ物が買えない深刻な恐慌状態」に入る必要があると思います。不況だ、不況だと言われてはいても、大国ではまだ食べられる人の方が多いはずです。

そのバランスが逆転したあたりがポイントのような感じもします。

また、WebBotでは、2010年くらいまでのバチカンの崩壊(民衆に打倒される)も予測されています。これについては、Walk in the Spiritで紹介されていた預言者のジャクソンさん(アメリカで大変信頼されている人らしい)も「現教会の牧師を中心とした教職者制度は近々崩壊すると言及している」とのこと。

イエスが使徒たちに言った恐ろしいことの中には「宗教制度の崩壊」というのもあるのかもしれません。(信仰の崩壊ではないです)

ちなみに、私は、人間は進化すると宗教制度は必要なくなると思っています。
現在の宗教制度は少しも否定しませんが、埴谷雄高センセイが最期に書きたかったこと(ジャイナ教の始祖大雄が、釈迦に勝利した後に砂と化して消滅する)からしても、宗教制度は全否定の前に何の反論できくなくなって消滅していくのだと思います。

残るのは純粋な信仰、あるいは「そのようなもの」じゃないかと。



現実的なヨーロッパの現況

さて、WebBot について長々と書いてしまいましたが、ヨーロッパについてこんなにいろいろと書いているのは、昨日書いたように、イギリスの経済崩壊の影響は世界への影響となるということを知ったからです。ヨーロッパの変化は全世界に飛び火する可能性があると思った次第です。

さて、予測は予測として、実際の現況はどうかというと、ヨーロッパ全域の暴動の拡大は、上記テレグラフの記事のように、緊急会議を開催しなければならないほどの切迫した状況にあります。

それは「一部の偏った思想のテロリストたち」ではなく、普通の「世界の民衆」が起ち上がっている構図です。それを排除するどんな言い訳も各国政府はできないはず。(排除行動をした場合にはあいまいではない、本格的な革命に突入していくのかも)

上のテレグラフの記事からすると、現在すでに暴動が起きているヨーロッパの国が、

アイスランド
ギリシャ
ハンガリー
リトアニア
ブルガリア
ラトヴィア


暴動発生目前とされているのが、

ドイツ
フランス
エストニア
ポーランド
スペイン


のようです。

現在の暴動の直接的動機は経済です。
失業率はギリシャで2010年までに9.4%、スペインでは18.7% までに上がると予測されているそうです。ということは実際にはもっと失業率は高くなる可能性があるということです。

ただ、WebBot の予測が当たるのなら、この失業率は関係なくなるかもしれないです。あいまいな革命に参加している人々はもはや「失業者」ではないからです。


なお、WebBot には「EUの中で比較的後進的な地域で、なおかつ信用の拡大をあまり経験していないところ」では比較的早期に立ち直り、繁栄するというデータが何度も出てきています。

一体どこだろう。
なんとなく、上記の暴動中の国以外ということになりそうですが、北欧あたりですかね・・・うーむ。北欧、後進的じゃないしなあ。


それにしても、ギリシャは民主主義を生んだ地で、今度は民主主義と資本主義を根本から覆すきっかけとなる地になるかもしれないというのはさすがとしか言いようがない。



[補足] ベルギーでこんなニュースがありました。こういう事件慣れしている(これも残念な話ですが)日本人から見てもひどいニュースです。

ベルギーの保育園で無差別殺人、乳児を含め3人死亡12人重軽傷(ベルギーニュース)

> 乳児2人と1人の保育士を刺殺、10人の幼児と2人の保育士に傷害を負わせた。

CNNの報道では、「男は顔面を黒白で彩色していたという」との記載があります。

8人を射殺して自殺したフィンランドの乱射事件とか、昨年あたりから今までは欧州ではあまりなかった犯罪が激発してきています。

フィンランドの乱射の人も「人間が嫌い」というメモを残していましたが、そう考えざるを得なくなった現在の社会制度はもう最期のステージだとやはり思いますよ。メディアではよく「日本は〜」と言いますが、世界全部がお終いの段階です。

ここ数年の日本の犯罪のタイプ(バラバラ殺人系の倫理観などはムチャクチャ)と発生率は確かに異常ですが、世界の異常な事件などをファイルしているブログHEAVENなどを見ると、異常な事件は毎日ものすごい数で発生しています。

多分、今のままだと「そんなことには関係ない」と思っている私たちも異常なところへ突き落とされる可能性があるのかもしれないです。

どうか、今の経済崩壊が「単に長い恐慌の始まり」というのではなく、人間の意識の変革に繋がりますように。


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posted by noffy at 07:42 | TrackBack(0) | 人類の未来
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